"矢野 拓実"が挑戦したい2つのこと〜MOA大学〜
<MOA大学 第1期生インタビュー "矢野 拓実">
【矢野 拓実】
新卒で入社した会社を半年間で辞め、
現在はフリーのフォトグラファーとして活動中。
3月20日から始まる少人数制の教室にも参加し
MOA大学の第1期生となる”矢野さん"に今回インタビューさせていただきました。
2つの挑戦したいこと
「1つやりたいこととしては、個人向けの写真集を作りたいですね。
一人一人のストーリーを写真で表していけたらいいなと。」
既にトライアルで何名か集まっているそうで、
それを更に今後本格的に進めていきたい、とのことでした。
「あともう1つは第1期生が終わる6ヶ月後には、アートイベントを開きたい。
写真家や作家や漫画家が自分で稼げるような場所を提供したいんです。
そして自分自身でも2017年中にフォトグラファーとして1000万円の売上を生み出したい。」
自分の「好き」から始まったカメラマン。
小学生の頃から写真を撮り始め、今も変わらず写真を撮ることが好きだからこそ、
今後も「好き」で稼げるようにしていきたい、と矢野さんは語っていました。
なぜ「フォトグラファー」として個人で勝負しようと思ったのか?
現在、23歳の矢野さんは新卒で入社したITベンチャー企業を半年間で退職。
その後撮影会社を経由した後、フォトグラファーとして独立。
Q,「周りが会社に属して働く中で、フリーとして独立することに、はじめ不安とかなかったですか?」
矢野さん
「ありましたが、それよりもやりたいことをやれずに我慢する方が嫌でした。
満員電車で会社に通う光景を毎日見ますが、世界的に見るとこんな光景は珍しいです。
もっと自由に自分の好きなことをやり続けたい、と思ったのでフリーで独立することを決めました。
というのも、過去の経験が大きいんです。
重い話になりますがいいですか?(笑)
実は学生時代に両親が亡くなったんです。
その時に思ったのが、人生は思ったよりすぐに終わってしまう、ということ。
その瞬間を目の当たりにして、いつ死ぬかわからないから、やりたいことを我慢するのはやめよう、と思いました。」
そしてその後「安藤美冬さん」との出会いが更に自分の気持ちを確信に変えたそうです。
安藤さんは言ったことを必ず具現化させていき、
そして何より自分の生きたい生き方をするということが大切だと話している。
安藤さんの話を聞いて「自分も、やりたいことをやって生きていこう」と思えたとのこと。
過去の経験を活かして、自分にしか取れない写真を撮りたい。
(ストーリーを大事にできるカメラマンになりたい。)
そして自分の好きなことで稼げる社会をもっと広げていきたい。
と語る矢野さん。
彼の想いや行動力は全て過去の”逆境”や"出会い"からきており、
話の中に説得力がありました。
矢野さん:
「宮崎から就職のタイミングで東京に来たので、繋がりがまだあまりなく、これからもっと広げていきたいんです。
それと、やはり業界のトップランナーの方々から話を聞いて学びたい。
聞ける話は非常に楽しみです。特別講義に参加して、 MOA大学の今後に凄く興味を持った。
会場とかすごいイケてました。第1期生を募集すると聞いて、すぐに応募を決めました。」
普段は話を聞けないような方々から近い距離で話を聞けることと、
つながりが広がること、が参加を決めた理由とのことでした。
冒頭でも触れましたが、矢野さんはMOA大学第1期生に参加し
期間が終わる半年後には1つの大きなアートイベントを運営者として作りたい、とのこと。
「具体的には16人のクリエイターを集めて
写真ブース、イラストブース、音楽ブース、漫画ブースを作りたい。
著名人を呼び講演会も合わせて行いたい。
これも記事に乗りますか?
言ってしまったらやるしかなくなりますね…(笑)
MOA大学で学んだことを次の自分の挑戦に活かしていきたいと思います。」
辛い逆境を乗り越えたからこそ、自分のやりたいことを挑戦し続けることができる。
そして、辛い逆境を乗り越えたからこそ、自分と同じ境遇の人達や自分と同じ想いの人達の
力になりたい。
そう力強く話す矢野さんを
是非今後もMOA大学として最大限応援させていただきたいと思います。